初診できた患者さんに、どのくらいの頻度で通院すればいいですか?
とよく聞かれます。月1回ですと答えていますが、インスリン治療中の場合は月2回来てもらうこともあります。
糖尿病の場合、良いコントロールを続けることが目的なので、良好なコントロール(HbA1cが6.5%未満)が続いていれば2-3ヶ月に1回でもかまいませんが、受診間隔が長くなると食事や運動に関して油断しがちになります。また検査間隔が開いてしまうと結果が悪くなっていても気が付かないまま時間がたってしまうという問題が生じます。
高血圧や高脂血症も同様で、結果が悪くなっても自覚症状はほとんどないので数値を見てびっくりすることも少なくありません。
現在は糖尿病薬、高血圧薬、高脂血症薬などの多くが90日まで処方可能となっていますから、内服治療をしていても2ヶ月や3ヶ月に一回の通院にすることは可能です。しかし、生活習慣病は状況を良くする(病気の状態を良い状態で維持する)ことが目標ですから、いい状況を維持するために必要な受診回数をどうするかと考えてほしいと思います。
忙しいから、仕事が休めないから受診間隔を伸ばしたい、あるいは伸ばしているという方はご自身の結果を良く見る必要があると思います。結果がよければ担当医は受診間隔を伸ばしてくれるかもしれません。
私の経験からするとそういう人に限ってコントロールが良くないものです。合併症や動脈硬化の進展はどういう結果が継続していたかが重要です。病院にかかっているから大丈夫、薬を飲んでいるから大丈夫、体調は悪くないから大丈夫ということは生活習慣病に限っては当てはまりません。
月1回の通院は当然のことと考え、月1回通える病院に通院すべきと思います。当院のように夜9時までやっていたり、土日に開いている生活習慣病のクリニックであれば月1回通うのは難しくないのではないかと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?